俳優のリチャード・E・グラント(64)がホテルで隔離中に車の盗難に遭い、それがラムレイドと呼ばれる車両で店舗に突っ込み物品を盗む強盗に使用された。リチャードは8日、午前4時に警察に起こされ、そのことを伝えられたとソーシャルメディアで明かしている。
ロンドン近郊ガトウィック空港にあるホリデイ・インに滞在中のリチャードは、モンティ・パイソンのエリック・アイドルによるコメディ曲『オールウェイズ・ルック・オン・ザ・ブライト・サイド・オブ・ライフ』(常に人生の良い面に目を向けよう)を引き合いに出し、ツイッターに綴った。
「朝4時に電話で起こされた。僕の車が盗まれ(コンビニエンスストアの)テスコ・エクスプレスでラムレイドに使われたって警察から報告を受けた。僕の友人エリック・アイドルみたいに『オールウェイズ・ルック・オン・ザ・ブライト・サイド・オブ・ライフ』なんて歌うことなんてできない!」
また一緒に投稿された動画では「ここに長くいすぎた。外に出るべきだ」と話している。
警察は6日、ロンドン西部ハンワースのテスコ・エクスプレスから4輪駆動車を撤去したことを明かしたものの、車の持ち主に関しては言及していない。
リチャードは、90歳の母親に会うため南アフリカ共和国を訪れていたことから英政府のコロナ対策ガイドラインに従い現在隔離に入っているが、以前、1日228ポンド(約3万5000円)の費用と食事や宿泊施設の質が見合っていないとツイッターで苦情を述べていた。