女優サンドラ・ブロック(57)は「時々」自分の子供たちと肌の色が同じだったらと思うことがあるそうだ。サンドラにはアフリカ系アメリカ人の養子、ルイ君(11)とライラちゃん(9)がいるが、肌の色が同じなら自分たちの生活が「より容易」だったかもしれないと考えているという。
ジェイダ・ピンケット・スミスのトーク番組『レッド・テーブル・トーク 』のインタビューで、サンドラは「私たちの肌の色が一致してればいいのに…と時々思うわ」「そうだったら、私たちへのアプローチがより容易になるだろうから。私は褐色の肌を持ち、そして同じ色の赤ちゃんを持つ女性と同じ気持ちだわ。もしくは、白人女性が白人の赤ちゃんを持つのと同じね」
そこでウィル・スミスとジェイダの娘ウィロー(21)は「それは母と子の力学よ。肌の色の問題じゃないの。色をつける必要ないわ」と語り、「いつかはそれがなくなるかもしれない。いつか違う目で見られるようになるかもしれないわ」とサンドラは続けた。
一方で2019年のMTVムービー&TVアワードにおいて、ネットフリックスのヒット作『バード・ボックス 』の演技で受賞を果たしたサンドラは、母親としての姿勢についてスピーチの中でこう話していた。
「家族というものがどういうものか見て欲しかったんです。その家族に生まれてくることもあれば、自分で見つけることもあり、またそれがあなたを見つけてくれることもある」
「どうやって一緒になったとしても、そうなったら、家族とは戦い守りぬくもの、この映画でご覧になったことは、あなたのお母さんがあなたのためにすることです」
「でもどんなことがあっても、私は朝一番にあなたのことを考え、夜最後に考えるのもあなたのことです。あなたを守るために私はこの世に生を受け、あなたは私の世界であり、私はあなたをとても愛していて、あなたの無事を確かなものにするためあらゆる努力をするのです」