AKB横山由依 ハサウェイと自身の共通点語る ガンダム初体験で心酔

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部

 AKB48の卒業公演を9日に控える横山由依(28)が2日、都内で行われたアニメ映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のBlu-ray&DVD&4K UHD発売記念舞台挨拶に、タレント・土田晃之(49)らとともに登場した。

 同作は6月11日に公開され、興行収入が22億円、観客動員数が108万人を突破するヒット作。ガンダムシリーズを初鑑賞したという横山は、反地球連邦政府運動の若きリーダーであり、1年戦争の英雄ブライトの息子である葛藤を抱える主人公・ハサウェイに共感した。「走馬灯になっているシーンがあり、自分が新しく出会った人間関係と、今まで自分がやってきたこと、自分のことを優先するのか、チームのことを優先するのか、というのが自分とも重なった」と、AKB48での活動との共通点を語った。

 作品について「めちゃくちゃ面白かった」と述べ、「(登場人物の)関係値とか、そういうものが自分の中にないので、少し分からない部分もあった中でも作品としてすごく面白かった。これからガンダムを見ていきたいと思いました。エンドロールを見て、こんなにたくさんに人が関わっているのかと、涙が出そうになりました」と感激した様子だった。

 ガンダム上級者の土田は劇場版の中では今作が一番好きだと言い、「映画として本当に面白かった。子供向けではなく、ストーリーの展開の上手さ、戦闘シーンも今までと別格でかっこよかったです。ハサウェイが浜辺を歩いているシーンが綺麗すぎて、歩き方も“実写!?”と思って、ストーリーよりも気になってしまい腹がたっちゃいました」と熱弁。横山には「ガンダムの世界に入ると人間をやめることになりますから。抜け出せないです」とアドバイスを送った。

 横山は土田のアドバイスに「人間をやめることになるかもしれませんが。睡眠時間を確保しながら見ていきたい」と呼応。心待ちにする続編である第2部までに鑑賞すべきガンダム作品を尋ねた。同作の小形尚弘エグゼクティブプロデューサーからは「機動戦士ガンダム00」を、土田からは「『機動戦士ガンダム』いわゆるファーストガンダムの劇場版3部作を観てアムロとシャアの関係性を知り、ハサウェイを知るために『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』を観るととてもよくわかる」とすすめられていた。

 なお、既に発表されている続編のサブタイトル「サン オブ ブライト」の意味について、小形氏は「お父さんの“ブライト”、息子、太陽、など様々な意味を考えていただくためにあえてカタカナで発表しました。ブライトさんが登場します」と明かしていた。

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