ニュージーランドの女性政治家「産まれる」と深夜に自転車で病院直行 陣痛に耐えて女児出産

　ニュージーランドの国会議員ジュリー・アン・ジェンター氏は、出産のため、自ら自転車をこいで病院に直行した。日曜日だった11月28日深夜に陣痛があり、首都ウェリントンにある病院まで自転車で駆け付け、約1時間後に無事、女児を出産したそうだ。

　そのニュースをフェイスブックにシェアしたジェンター氏はこう綴っている。「ビッグニュース！今朝午前３時４分私たちの家族に新しいメンバーを迎えました」「分娩中に自転車に乗る計画はありませんでしたが、そんな結果となりました。午前２時に病院へ向かい、陣痛はひどいものではありませんでしたが２、３分間隔で来ていて、１０分後に到着した頃には激しくなっていました。素晴らしいことに今健康で幸せそうな小さな子は眠っています。彼女の父親もです」

　実は、ジェンター氏が出産するために自転車で病院に駆け付けたのは2018年8月にもあり、今回が2度目。その際は長男を出産していた。同氏の所属する緑の党は環境問題に力を入れていることで知られる。