ハライチ岩井&ピース又吉  芸人の顔捨て ”文豪”トーク展開

松田 和城 松田 和城
イベントに登場したハライチの岩井勇気(左)とピースの又吉直樹
イベントに登場したハライチの岩井勇気(左)とピースの又吉直樹

 お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気(35)とピース・又吉直樹(41)が10日、都内で岩井の2作目となるエッセー集「どうやら僕の日常生活は間違っている」の大ヒット記念トークショーを開催。本業である芸人の顔を捨て〝文豪〟の立場から真剣トークを展開した。

 ともにトップレベルの人気を誇る芸人ながら、又吉は2015年に小説「火花」で芥川賞を受賞。岩井も19年出版の初エッセー集「僕の人生には事件が起きない」が10万部を突破するヒットを記録するなど、文筆業でも一流のポジションを築いている。この日も時には笑いを交えながらも、「小説とエッセーの垣根について」など、文学的な話が加熱。あまりの盛り上がりに、岩井は「全くお客さんを意識せずに話してたんですけど、大丈夫ですかね?」と苦笑いを浮かべるほどだった。

 2人で書店を訪れたのは、2013年まで放送されたフジテレビ系バラエティー番組「ピカルの定理」のハイタッチイベント以来、8年ぶりだという。当時出席したメンバーは2人に加え、モンスターエンジン・西森洋一(42)のローテンションな3人組。又吉は〝暗めの人選”を懐かしみつつ、「直美ほしいな~」と、同番組で共演していたタレント・渡辺直美(34)の名を挙げて冗談めかした。

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