お笑いコンビ・TKOの木下隆行がディレクションするアパレルブランド「BUCCA44」が17日、約4カ月の休業期間を経て再始動した。ブランド関係者は同日、よろず~ニュースの取材に応じ、再始動に至った経緯などを明かした。
木下は、2016年、「株式会社ウィゴーが」展開するアパレルブランド「BUCCA44」のディレクターに就任。2021年5月まで販売を続けていた。だが、後輩芸人に対してペットボトルを投げつけたり、同ブランドの作品を〝押し売り〟したりするなどのパワハラ行為が発覚し、20年に所属事務所の松竹芸能を退社。「BUCCA44」も今年5月に発売休止となった。
その後、木下の知人が運営する「株式会社バスク」が、ブランドの継続を熱望する木下との話し合いを重ねた結果、ブランドを引き取った上で再始動に至ったという。同日、ブランドのオフィシャルサイトがオープン。モデルには、AKB48の派生ユニット・DiVAの元メンバー・粕谷聡子が名を連ねている。
木下もブランド広報を通じ「『BUCCA44』も5周年となりました!コロナや僕の不祥事で充電期間はありましたが、なんとか皆様のお力をお借りして再スタートすることができました!」とコメント。「体の大きな方、オーバーサイズで着たい方に可愛くオシャレしてもらえる様にセンス磨いていい服を作って行きます!」と意気込みを示した。
今後について同社は「これまで同様、体の大きな方はもちろんのこと、サイズをこれまでになかったSサイズからご用意しているので、女性でも気軽に着れるような親しみやすいブランドにしていきます。男性だけでなく、女性もターゲットにしていきます」と回答。さらに「コロナの状況次第ではありますが、木下氏が直接お客様とお話する機会や、展示会の開催、コラボレーションなどを行っていく予定です」とし、木下が積極的に〝看板〟として表に出て行く予定であることも明かした。