俳優レオナルド・ディカプリオ(46)が新作『ジム・ジョーンズ』への主演へ向けて交渉の最終段階に入っているという。ディカプリオは、1978年に移住地のジョーンズタウンで900人以上が集団自殺した宗教団体人民寺院の教祖ジョーンズ役を演じる見込みだとデッドラインが報じている。
MGMによる同新作では、『ヴェノム』のスコット・ローゼンバーグが脚本を担う。
ジョーンズは1955年にキリスト教社会主義を掲げ人民寺院を創始したが、1970年代には伝統的なキリスト教を拒否し、自らを神と名乗るようになる。ジョーンズは1974年に南米ガイアナにコミューンを設立、その4年後シアン化物を混ぜた清涼飲料水フレーバー・エイドを信者に飲ませ自殺させた。
ディカプリオはジェニファー・ダヴィッソンと共に自らの製作会社アッピアン・ウェイを通して製作も担う一方で、脚本のローゼンバーグは製作総指揮としても参加する。
ディカプリオが歴史上の人物を演じるのはこれが初めてではなく、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』では詐欺師フランク・アバグネイル、『アビエイター』では富豪ハワード・ヒューズ、2016年にアカデミー主演男優賞を受賞した『レヴェナント 蘇えりし者』ではヒュー・グラスを演じている。