ウィル・スミス(53)は、息子ジェイデンが15歳の時「独立した未成年者」になりたいと言われ非常に辛い思いをしたという。現在23歳のジェイデンは、ウィルと共演した2013年作「アフター・アース」公開後、「悪意のある」コメントの標的となったことから、両親から法的に独立し、自ら決断を下す権利を手に入れることを望んだそうだ。
ピープル誌が出版予定の回顧録「ウィル」の中で、ウィルはこう明かしている。
「『アフター・アース』は、興行収入的にも批評的にも酷い失敗だった。そしてそれ以上に悪かったことは、ジェイデンに矛先が向けられたことだ。ファンとプレスは、非常に悪意に満ちていた。彼らがジェイデンについてコメントし、印刷したことを僕は繰り返すつもりはない。ジェイデンは、僕の指示したこと全てに忠実に従っただけなのに、僕は彼がそれまで経験した中で最悪の公の攻撃の場に彼を連れて行くことになってしまった」
また、妻ジェイダ・ピンケット・スミスとの間にジェイデンと娘ウィロー(21)を持つスミスは、ジェイデンの「信頼を失った」として、「そのことについては話し合わなかったけど、彼が裏切られたと感じていたのは知っている。彼は誤った道に導かれたと感じていて、僕のリーダーシップに対する信頼を失ったんだ。15歳で独立した未成年者になることについて聞かれた時、僕の心は打ち砕かれたよ。彼は最終的には止めたんだけど、自分の子供達を傷づけたと感じるのは辛いことだ」と続けている。