また、熱心なサポートの裏には、幼い頃夢中になったドラァグカルチャーと家族旅行で行ったスペインのリゾート、ベニドームでドラァグショーを見た思い出があるそうで、ジェイドはこう振り返っている。「私にとって(LGBTQ+サポートの)根源は、ドラァグカルチャーへの初恋だったと思っている。それについて当時は分からなかったけど、ダイアナ・ロスやシェールといったディーバを見ては、彼女らに夢中になっていた。そして私は、ベニドームを全ての人を受け入れる魔法の大地と思ってきたわ」
ちなみに故郷のイングランド北部では現在も同性愛差別が根強いそうで、こう語ってもいた。「多くの人は聞く耳は持っているけど、理解はしていなくてそれが下の世代へと引き継がれている。祖父が同性愛嫌悪の人だったら、その息子も自分がゲイでない限り、その意見を聞き入れてしまう。誰かが変化に挑戦するまで、そういった有毒な男性性が世代間で伝えられることになる。私はそういうところで育った。私は小さい時からそれに反対だったけど、その意見をどう表現していいのかわからなかったの」