俳優エディ・レッドメインが新作舞台『キャバレー』を介護施設で上演したという。ウエスト・エンドで上演予定のその新作だが、介護施設にいる祖母がロンドンまで見に来ることはできないため、施設で一人芝居を披露したのだそうだ。
同作ではジェシー・バックリーと共演しているエディはこう説明する。「祖母は100歳近いから、舞台を見に来ることはできない。だから僕がミュージカルのカラオケバージョンを介護施設に持って行って、全部を彼女のためにパフォーマンスしたんだ。ジェシーのパートさえもね」「祖母は絶対途中で寝てたと思うけど。すごく楽しんでいるから目を閉じていただけなんて言ってたけどね」
一方で、すでに映画化や舞台化がされているこの作品だが、今回はまた違った作風になっているそうで、「両方ともすごく美しく素晴らしい作品だけど、僕とジェシーはあのミュージカルが大好きだから、ちょっと違ったかたちでやってみることにしたんだ」「観客が入り込むような作品で、ベルリンのキットカットクラブにいるような気分になるはずさ」と説明している。