ウィリアム王子が気候変動に危機感 「狼狽させられ、強い不安を引き起こしている」

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ウィリアム王子
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 ウィリアム王子(39)は、宇宙観光よりも地球を救う方が大事だと考えているようだ。ウィリアム王子は、「次に行って住む」場所を探すために資産を注ぎ込むよりも、まず地球を救うことに焦点を当てるよう起業家たちに呼びかけている。

 ポッドキャスト番組「ニュースキャスト」に出演した王子は、こう説明している。「私達は、世界で最も優れた頭脳やマインドが、次に行って住むところを探すのではなく、この星の修復に専念することを必要としています」

 近年はリチャード・ブランソンやイーロン・マスク、ジェフ・ベゾスなどが、宇宙ビジネスに巨額の資金を投じてきているが、王子自身は宇宙に行くことに興味はないとした上で、若者の間で気候変動に対する不安が広がっていると指摘、「とても、狼狽(ろうばい)させられることであり、また強い不安を引き起こしています」と続けた。

 また王子は、先日放送されたBBCのドキュメンタリー番組「ジ・アースショット・プライズ:リペアリング・アワ・プラネット」の中で、人類は気候変動との闘いの「分岐点」にいるとして、子供や孫たちの世代により良い未来をもたらすために解決策を早急に探ることを呼び掛けていた。

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