俳優のウィル・スミスが、女優のハル・ベリーやバレエダンサーのミスティ・コープランドらをガールフレンドにするハーレムの夢を持っていたことを明かした。女優のジェイダ・ピンケット・スミスと結婚しているウィルは、カップルが愛情深い関係を続けるためのアドバイスをするインティマシー・コーチのミカエラ・ボームと、自身の妄想について語り合い、実際にリストを作って女性たちに連絡を取る計画をしたものの、最終的にはその案が「恐ろしい」ものであることに気づいたという。
ウィルは米GQ誌にこう話す。「10代の頃にどこで見聞きしたのか覚えてないけど、愛する女性たち20人と一緒に旅をするというアイデアが、本当に素晴らしいものに思えたんだ」「でも、実際に計画を練ってみると、『これは怖いことだ。恐ろしいことになるぞ』と思った。『もの凄い悲惨なことになり得る』と気づいたんだ」
しかしながら、自分の妄想を深く語ることは役に立つと考えているそうで、「コーチのミカエラがやっていたことは、基本的に僕の心を掃除して、僕らしくいていい、ありのままの僕でいてもいいということに気づかせてくれた」「結婚していても、ハルを美しいと思うことで、僕が悪人となるわけではないとね」「キリスト教で育った僕の心の中では、そんな考えさえも罪だった。でも、考えることは罪ではなく、不純な考えを行動に起こしたとしても、悪い人間になるわけではないということを、ミカエラが教えてくれたんだ」と説明する。
昨年、ジェイダと歌手オーガスト・アルシーナの「親密な関係」について率直に話し合ったという同夫婦。結婚外で「性的関係があったのは妻だけではない」とウィルは同誌に認める一方で、特に近年は考え方が変わってきているということもあり、詳細な説明は避けたようだ。
そんなウィルは、2人は長い時間をかけて自分たちの関係の境界線を見極めようとしてきているとして、「ジェイダは従来の結婚を信じてなかった。ジェイダには型破りな関係を築いた家族がいたから」「僕達は大体の部分で一夫一婦制を選択しているけど、それが唯一の完璧な関係性だとは考えていない」 「誰もが自分の道を見つけなければならないという信念のもと、お互いに信頼と自由を与え合ってきた。僕たちにとって、結婚は牢獄であってはならないんだ」「この道を誰かに勧めるわけじゃない。でも、僕らがお互いに与えてきた経験や自由、そして無条件のサポートは、僕にとって最高の愛の定義だ」と続けた。