人気歌手ニッキー・ミナージュとその夫ケネス・ペティを訴訟中の女性が、2人には辟易(へきえき)していると語っている。ジェニファー・ハフさんは1995年にケネスからレイプ被害を受けたと訴え、その後ケネスはハフさんへの強姦未遂で有罪判決になった。さらに先月、同件に関してニッキーの取り巻きから脅迫を受けているとして、ハフさんは2人に対し裁判を起こしていた。
22日の米トーク番組『ザ・リアル』でハフさんはこう話す。「怖い思いをすることに疲れました。この状況全てが今の私に違った恐怖をもたらしていて、間違っている、行動を起こさなくてはと感じたのです。恐れを無くす唯一の方法は声を上げることです」
そしてニッキーから口封じの金を示唆されたとしてこう続けた。「電話を貰い、自分たちをこの状況から救ってくれる意向が私にあると聞いたと話してきました。何についてのことか私はわかりませんでした。私とその家族にロサンゼルスへの航空券をプレゼントすると。私はそれを断りました。女同士、これ(ケネスによるレイプ被害)は実際に起こったことだと彼女に言いました。それから彼女とは話していません。関係者から何度もお金による解決の連絡を受けましたし、ニッキー自身からもです。最終的には彼らの取り巻きが2万ドル(約220万円)の支払いを提案、私はノーと言い続けました。最後に貰ったメッセージは、お金を私が受け取るべきだったこと、そのお金を私の状況をひっくり返すのに使わせてもらうといった内容でした」
ちなみにケネスは当初同犯罪を否定するも、レイプ未遂で最終的に4年以上服役した。
またニッキーの虚偽の内容の投稿で「傷ついた」としてハフさんはこう訴える。「私はあなたたちを知らないし、あなたたちも私を知らない。あなた達が世界に発表する声明が正しいか何て分からない。1億5000万人かそこらのフォロワーがいて、皆がそれを信じる。別の女性(ニッキー)からのものであることが辛い」