米俳優・ウィリー・ガーソンが死去した。57歳だった。人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のスタンフォード・ブラッチ役で知られ、最近では同ドラマの続編『アンド・ジャスト・ライク・ザット...』にも出演していたウィリーは、短い闘病生活の末の21日、家族が見守る中息を引き取ったという。
死因については明らかにされていないものの、関係者はTMZに、ウィリーはがんを患っていたと話しているという。
2009年にウィリーの養子となったネイセンは、インスタグラムに父を偲ぶ言葉をこう綴っている。「パパとても愛しているよ。安らかに眠ってね。パパが全ての冒険を僕とシェアしてくれたと同時に多くを成し遂げたことをとても嬉しく思っている。あなたのことをとても誇りに思っている」
テレビと映画の両方で活躍したウィリーは、映画では『メリーに首ったけ』『恋はデジャ・ブ』『2番目のキス』などに出演した一方で、テレビドラマ『ホワイトカラー』や『ガール・ミーツ・ワールド』の数エピソードでは監督も務めた。最近ではアニメ番組『ビッグマウス』で声優を務めていたほか、ドラマ『SUPERGIRL/スーパーガール』に出演していた。
ウィリー他界の知らせに、『セックス・アンド・ザ・シティ』のキャスト陣らも追悼の言葉を送っている。
ミランダ役を演じるシンシア・ニクソンはウィリーとのツーショット写真をインスタグラムに投稿、「ウィリー・ガーソンを亡くしたことをとても深く、深く悲しんでいます。私達は皆彼を愛し、彼と一緒に仕事をすることが大好きでした」「彼はスクリーン上でも実生活でも限りなく面白い人でした。彼は光、友情、ショービジネス知識の源でした。彼は常に完璧なプロフェッショナルでもありました。彼の息子さんのネイセンのことを思っています」と綴った一方で、ネイセンに「ネイセン、彼があなたをどれほど愛し、彼があなたの父親でいることをどれほど誇りに思っていたか知っていることを願っています」とメッセージを送っている。
このほか、サマンサ役のキム・キャトラル、ウィリーが演じたスタンフォードの夫アンソニー役のマリオ・カントーネ、ミランダの夫スティーヴ役のデヴィッド・エイゲンバーグなどがそれぞれ故人を偲ぶ言葉を投稿している。