マクドナルドの秋の期間限定商品「月見バーガー」が今年も発売された。熱狂的なファンが多い商品だが、中でも毎年 「月見バーガーの期間は月見しか食べないと決めている」と話し、発売時期になるとブログ「月見バーガーと結婚するための101の方法」を更新する管理人が、同商品の魅力を大いに語った。
管理人はファン歴15年目。例年、約1カ月の販売期間中は朝・昼・晩の全ての食事で月見バーガーを食べる。昨年は「108月見」を完食。多い年には112個を食べたこともある。
月見バーガーには野菜がほとんど入っておらず、期間中は栄養不足から口内炎ができてしまうという。そのため今年はピーマンの炒め物などを摂取して野菜不足に対応する。さらに、「1カ月くらいぜいたくしてもいいだろうって。後から(体重を)削ればいいし」と、カロリーは気にしない。例年は”シーズン前”に1~2キロ体重を落としてから挑んでいると話した。
毎年9月の発売日に向け、夏から「準備」が始まる。期間中は月見バーガー中心の食生活になるため、事前に冷蔵庫内の食品を全て消費。加えて「家が汚い中で食べるのは月見バーガーに失礼かなと思うので」と、大掃除をして大イベントへ万全の体制を整える。
毎日同じメニューを食べ続けても「1個1個に向き合うように心がけています」と、リスペクトは忘れない。仕事の休憩中に食べる時も、”ながら作業”で食べることはしないという。「どうしても飽きが来る」時には、アレンジレシピを楽しむ。一番のお気に入りはブログの読者から勧められたという、スライストマトを挟んだ「トマト月見」。他にも、しその葉をバーガーに挟み、バンズに少量の醬油を垂らした和風のアレンジも「さっぱりするのでおいしい」と声を弾ませた。
「月見バーガーはいつまでもあるものじゃないと思っていて、いつかはなくなるものだと覚悟している。30年、40年売ってきた駄菓子でも販売終了することもあるし」と〝危機感〟も吐露。「月見バーガーがある限りは推して、ブログをやっていきたいです。自分の体調が悪くなって、医者からやめておいた方がいいと言われるまでは食べたいですね」と宣言した。