俳優ジョエル・キナマンが、DC映画『ザ・ スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のキャストから外されそうになっていたことを明かした。ジョエルは、ジェームズ・ガン監督の同新作でリック・フラッグ役を再演する予定だったものの、Apple TV+シリーズのドラマ『フォー・オール・マンカインド』と撮影時期が重なり、監督とのスケジュール調整も厳しかったことから、出演が危ぶまれていたという。
ザ・ハリウッド・レポーターにジョエルはこう話す。「スケジュール調整がとても大変で、解決するのに数カ月かかったんだ」「実際にワーナー・ブラザースではジェームズに、『スケジュールがうまくいかないから、(脚本を)書き直さなければならないかもしれない』と言った人がいたくらいだ。だから、間違いなく僕は崖っぷちにいたわけだけど、どうにか解決してくれた」
また、2016年作のデヴィッド・エアー監督による『スーサイド・スクワッド』でもリック役を演じたジョエルは、同キャラクターについて、「『ザ・スーサイド・スクワッド』を読んだ時、はっきりと感じたんだ。これは全く同じ人物ではない。同じ男だとは思えないって」「だからかなり早い段階で、前作の続きのようには扱わないと決めたんだ。そして、ジェームズにそう話したら、彼はこの作品を独自のものにするという考えに完全に賛同してくれたんだ」「脚本があまりにも独自のものだったから、1作目でやったことに縛られるのはかえって負担になると思った。だから、キャラクターを再構築して、そこから自然な流れに任せようと思ったんだ」などと説明している。