はんだごてと思ったらなんとシャーペン!?
精巧にはんだごてを模して作られたシャーペンがSNS上で大きな注目を集めている。このシャーペンを制作したのは発明家でプロダクトデザイナーのもにゃゐずみさん(@Monya_sub)。
日常生活ではほぼ用いることはないが、工業高校に通っていた人や工作が趣味の人にとっては非常に愛着を感じられるはんだごて。もにゃゐずみさんの投稿に対し、はんだごて使用経験者とおぼしきSNSユーザー達からは
「シャーペンだってわかるけど…ヒヤヒヤする」
「工業高校生に使わせたくなるデザインです」
「一般人"ほほぉ"
工業系"ヒェッ"」
「そこ持ってるの見るとシャーペンって分かっててもゾクッとする(火傷経験あり)」
など数々のコメントが寄せられている。
もにゃゐずみさんにお話を聞いた。
中将タカノリ(以下「中将」):このシャーペンを制作されようと思ったきっかけをお聞かせください。
もにゃゐずみ:投稿の数日前に純粋に製作用具として使うためにはんだごてを買ったんですが、開封している時にふと「こんなにおもしろい形をしているのにこのまま使うのは勿体ないな…」と思ってしまったのがきっかけです。以前間違ったはんだごての持ち方が話題になっていた時のことを思い出して、シャープペンシルにしてしまうことを思いつき、急遽改造しました。
中将:はんだごてそっくりだと思いきや本物を改造されていたんですね!制作にあたりこだわられた点、ご苦労された点などお聞かせください。
もにゃゐずみ:本物のはんだごてを分解し中の配線を抜いて作っているので、中にシャープペンシルの構造をすべて入れるのに結構苦労しました。
中将:シャーペンとしての使用感はいかがでしょうか?
もにゃゐずみ:普通に使用できるので悪くないです。上の持ち手をもう少し軽くできないか試行錯誤中です。もしアップデートあったらツイートします。
中将:今回の反響へのご感想をお聞かせください。
もにゃゐずみ:いつも応援いただきありがとうございます。
◇ ◇
寄せられたコメントにもあったように、本物のはんだごてをシャーペンのように持つと火傷してしまうので読者のみなさんはくれぐれも注意されたい。
なおもにゃゐずみさんはこのシャーペン以外にもさまざまなアイデア商品を開発し、たびたびSNS上で大きな注目を集めている。ご興味のある方はぜひSNSアカウントやホームページをチェックしていただきたい。
もにゃゐずみさんプロフィール
発明家/プロダクトデザイナー
「エラートランプ」「フリーズファイル」「一酸化二水素筒」などをはじめとしたアイデア商品開発を手がける傍ら、「文字化けキーボード」「リモート通話に躍動感をつけるPCスタンド」など思いつきを実現する作品を発表する発明家。
オリジナル雑貨店「MONYA」企画運営しておりTwitterで紹介した作品の一部を販売している。
「MONYA」:https://monyaizumi.stores.jp
Twitterアカウント:https://twitter.com/Monya_sub