歌手ダベイビーが、先日の不適切発言を受けてLGBTQコミュニティに向けて発表した謝罪コメントを削除したようだ。7月に米マイアミで開催されたフェスティバル、ローリング・ラウドのステージでHIV/エイズについて同性愛を嫌悪するような発言をした。その後、一旦は開き直りとも受け取られるコメントを出したものの、最終的には明確に謝罪していた。
8月2日のインスタグラムで「人を傷つけ逆なでした俺のコメントについて、LGBTQ+コミュニティに謝罪したい。HIV/エイズに関する無知なコメントを再度謝る。このことについての教育がいかに大事かを知ったよ。皆愛している。神のご加護を」と後悔の意思をつづっていた。しかし、この投稿は現在削除され、その前にツイッターに投稿された以下の発言だけが残されている。
「エイズ/HIVに罹ったことのある人には俺が言ったことに対して憤る権利があるし、無神経な発言だった。しかし誰かを攻撃する意図はばかった。申し訳ない。LGBTコミュニティを貶すつもりはない。君たちが好きなようにすればいいさ」
同イベントでダベイビーは「お前らがHIV、エイズ、その他致命的な性病で数週間の命じゃないなら、スマホのライトを照らしてくれ。駐車場で男性器を吸っていないなら、お前らはライトを掲げるんだ」と発言。エルトン・ジョンやデュア・リパなどアーティストらも非難の声を上げ、その後アパレルブランド、ブーフーマンがダベイビーとの契約を解除、他にもロラパルーザやガバナーズ・ボールといったフェスティバルへの出演キャンセルが発表されていた。