寺田心、声変わり中の〝イケボ〟で魅了 5歳下子役の大人ぶりには感服

山本 鋼平 山本 鋼平
浴衣姿で手を振る猪股怜生(左)と寺田心=東京・神田明神(撮影・西岡正)
浴衣姿で手を振る猪股怜生(左)と寺田心=東京・神田明神(撮影・西岡正)

 人気子役の寺田心(13)が10日、東京・千代田区の神田明神で13日に公開される映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』大魔神復活イベントに参加。声変わり中で少しかすれた〝イケメンボイス〟で全長9.8メートル等身大の大魔神に驚きの声を上げた。

 アドバルーンのごとく膨らんだ大魔神。55年ぶりにスクリーンに復活し、全長は約2倍になった。涼しげな浴衣姿の寺田は「すごく大きいですね。身近で見ると迫力を感じます」と見上げながら、熱く語った。新作の鑑賞を「こうして復活し、時の重みを感じています。この映画をたくさんの方に見ていただきたいという思いと、欲を言うとみなさんお体にお気を付けくださいと心から願っております」と呼び掛けた。

 現在声変わり中で、少しかすれた〝イケメンボイス〟の寺田。共演した弟役の猪股怜生(8)が「特殊メークや大魔神と妖怪の戦い、兄弟の絆や成長が見てほしい」と見どころを語り、大魔神に願い事をするなら、という質問に「コロナでおじいちゃんおばあちゃんと会えなくなりました。コロナ前のように会えるように戻ってほしい」などと、理路整然と答える様子に感銘を受けた。寺田は「本当に尊敬しますね」と8歳の後輩に敬意を示した。声変わり中で成長した姿とともに、時の流れを感じさせた。

 1968年に妖怪ブームを起こした『妖怪大戦争』は、2005年に今作と同じ三池崇史監督が神木隆之介主演でリメーク。昭和、平成に続く令和版の今イベントには、2人のほかに三池監督、杉咲花も登場した。

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