ポケモンマンホール「ポケふた」が北九州に 炭鉱などイメージの〝ご当地キャラ〟登場

松田 和城 松田 和城

 ゲーム・アニメなどで人気を集める「ポケットモンスター(ポケモン)」のキャラクターをデザインしたマンホールのふた「ポケふた」の新たに設置される5枚が7日、福岡県北九州市で披露された。九州北部では初登場となり、同日更新された同市の公式ツイッターなどで採用理由も明かされた。

 新たに披露された5枚の「ポケふた」では、8種類のポケモンが北九州市のさまざまな景観をイメージして描かれた。7日、同市の公式ツイッターでは「炭鉱や鉄、バナナなど本市を想起するポケモンたちが採用されています」と投稿。「バナナの叩き売り」の発祥地としても知られる門司港周辺の「ノーフォーク広場」では、“フルーツポケモン”のトロピウスを描いた「ポケふた」が、13日に設置される。

 また、同市では鋼鉄業が盛んであることから、はがねタイプのポケモン・ボスゴドラが選ばれた。同日、ポケモンだいすきクラブ編集部の公式ツイッターでは、同じく鉄鋼業が盛んで「鉄の絆」連携協定を結んでいる岩手県釜石市では、ボスゴドラの進化前のポケモン・ココドラの「ポケふた」がすでに設置されていることも明かされた。

 同日発表された、サーナイト&ルナトーン、トロッゴン&アローラダグトリオ、ヤミラミ&ジュラルドンと二匹ずつ描かれた3枚のマンホールも順次設置される。

 「ポケふた」は、ポケモン社が地域の観光振興につなげようと、全国の自治体に寄贈しており、2018年12月、鹿児島県指宿市に「イーブイ」のマンホールが初めて設置された。全てデザインが異なり、現在は北九州市含め、18都道府県で計198枚が置かれ、各地とポケモンの魅力を同時に発信している。今後も様々な場所へ展開される予定だ。

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