名古屋市の河村たかし市長が5日、東京五輪・ソフトボール日本代表の後藤希友投手=トヨタ自動車=の金メダルを噛んだ行為について謝罪した。批判が殺到したことを受けて、「猛省」と用意した謝罪文を読みあげるなどした。
ネット上での批判だけでなく、市役所にも苦情電話やメールが殺到。5日夜には、共同通信が、名古屋市が6日に予定していたJ1名古屋との連携締結式を中止した、との記事を配信した。河村市長が出席予定だったが、金メダルかじり問題での批判殺到を考慮して中止したとの内容だった。
このニュースが配信されると、ネット上では「ついにJリーグにまで飛び火」「どんどん飛び火しちゃってるじゃん・・・」「世界のトヨタ激おこ」「名古屋グランパスの筆頭株主はトヨタだからな…」「そりゃそうなるやろうねぇ。RESPECTの欠片もない行為でしたもん」「まぁ、そらそうなるわな」との声が相次いで投稿されている。中には「当然だね。大切なユニフォームやスパイク、サッカーボールなどが河村市長に噛まれて唾液まみれにされちゃ選手は士気を失っちゃうよ」との書き込みもあった。
名古屋グランパスエイトの母体はトヨタ自動車のサッカー部。トヨタはグランパスの筆頭株主でもある。トヨタは「あるまじき行為で敬意が感じられず残念」とのコメントを発表している。