エリザベス女王の愛犬の生活 王室専用シェフが食事作り「召使の方々が世話」

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エリザベス女王
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 エリザベス女王公認の犬用ビスケットが発売される。イングランドのノーフォークにある王室所有の別邸サンドリンガム・ハウスで捕獲された鹿の肉を使用したスナック、「ゲーム・ボーンズ」は英国王室の印が付いた紙バッグ入り、価格は4.99ポンド(約760円)となっている。

 ザ・サン紙によると、同スナックは添加物や防腐剤は一切入っていないものの習慣的には与えず、犬のトレーニング目的での使用を推奨している。

 18歳の頃からコーギー、そしてダックスフンドとコーギーのミックスであるドーギーを飼い続ける愛犬家として知られる女王、最近は息子のアンドリュー王子と孫ベアトリス、ユージェニー王女から新しい犬をプレゼントされていた。4月に夫フィリップ殿下が崩御したばかりの女王だが、ある関係者によると、犬たちがその悲しみをやわらげてくれているという。

 そんな女王の飼う犬たちは特別メニューを食べているそうで、15年間王室専用シェフを務めたダレン・マクグレイディは以前こう話していた。

 「バッキンガム宮殿で働き始めた時、女王の犬のために料理するとは予想していませんでした。王や女王、大統領への料理をするものだと思っていましたから。最終的にはそうなりましたが。しかし私が最初にした仕事はコーギー、ロイヤル・コーギー達のための料理で、毎日新鮮なものを作っていました。コーギー達には専用のメニューがあったんです」

 「コーギー部屋の枝編みかごの中で彼らは寝ていました。『ドギー1』『ドギー2』と呼ばれる召使の方々が犬の世話をしていたのです。(犬の食事の)肉は小さなサイコロカットにしなければなりませんでした。その肉の中に骨がないかの確認をしながらです。もし犬たちが骨で喉を詰まらせたりしたら、大変なことになるのは確実でしたから」

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