「ちびまる子ちゃん」ゲスト声優にかまいたち、井上清華アナ、ロバート、上白石萌音

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
かまいたちが演じた男児高校生
かまいたちが演じた男児高校生

 テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』(毎週日曜日、フジテレビ系)の特別ゲスト声優が1日、全員明らかになった。8日放送回には人気お笑いコンビかまいたちの山内健司、濱家隆一が登場。15日にはフジテレビの井上清華アナウンサーが、22日にはお笑いトリオのロバートの秋山竜次、馬場裕之、山本博が、29日にはタレントの上白石萌音が出演を果たす。同番組は8月の1カ月間を「~まるちゃん大好き!8月のゲスト声優まつり~」と位置づけ、第1週の1日放送回に女性芸人・ゆりやんレトリィバァがゲスト声優を務めることが発表されていた。

 かまいたちは失恋に直面する男子高校生コンビを熱演。井上アナは博多弁が悩みの福岡から来た転校生を演じる。

 濱家は「体感ですけど、40%くらいしかできていないなと思います。こんなに難しいのかと思いましたね。ボクらが先に声を録らせてもらったんですけど、今からその声を聞く声優の皆さん、びっくりするんちゃうかなと思います」と謙虚に話し、山内も「(他の声優さんたちと)一緒に録るとかじゃなくてよかったよな。とんでもなく足を引っ張ってたよな。先にやらせて頂いて、迷惑も最小限にできたかなと思います」と呼応した。

 高校生時代の恋愛エピソードも披露。濱家は「体育祭があって、各クラスの応援団長を出すんです。その応援団長を僕がやってたんですけど、団長の衣装を作るんです。その衣装の背中に、当時の彼女の名前をでっかく書いて、それがいまだに卒業アルバムに載っているのがめっちゃ恥ずかしいですね。青春してたなって思います」と述べ、山内は「僕は、当時彼女が初めてできて、自転車通学だったんですけど、好きすぎて、毎日彼女の家まで自転車で迎えに行って、帰りも送ってから家に帰ってたんです。僕の家から学校までが7キロで彼女の家から学校までが7キロで、ちょうど真ん中に学校があるみたいな距離だったんで、大人になってから計算してみたら、毎日学校行くまでに片道21キロ、で帰りも21キロ、なので毎日42キロ自転車通学していたんですね。いまだったら考えられないですね。当時は高校生だからできた事やなと思います」と振り返った。

 アフレコには苦労した。濱家は「一応読んでやってたんですけど、自分のイメージしていたのとは全然違う、(声優さんは)こんな難しいお仕事されてるんだなと思いましたね。一番むずいかも、これまでの経歴の中で」と話し、山内は「一発目の、一番気合入れてやったところで監督からカットがかかって、“棒読みだね”って言われましたね」と回想。濱家は「肛門がきゅっと締まりました」と明かしていた。

 視聴者に向け、濱家が「夢がかなったって言う言い方は違うかもしれないけど、まさかこんなハッピーなことが起こると思っていなかったので、全力でやりました。楽しんで頂けたらなと思います。だいぶ甘めに見てください」と述べ、山内は「全力でやらせて頂いて、仕上がりがめちゃくちゃ楽しみです。本当に必死で食らいついてんなっていうのを見て頂きたいです」と呼び掛けた。

 一方、井上アナは「どんなキャラクターになるのかドキドキして待っていたのですが、まるちゃんと同年代の本当にかわいらしい女の子に描いて下さってありがたかったです。母にアニメの映像を見せたら、そっくりだと驚いていました。ちょっといじけてふくれる所とか、性格も幼い頃の私にそっくりだそうです。あと泣き顔も。自分に似ているキャラクターなので、とても愛着がわきましたね」と感慨を口にした。

 アフレコは「声優さんたちの技術が、どれだけ素晴らしいのかを改めて感じました。声だけで演じることは想像以上に難しかったです。“きゃー”というセリフ一つでも、自分がイメージしているまるちゃんたちの世界に溶け込めなくて。でもたくさんご指導していただき、楽しむことができました」と乗り切った。視聴者に向け「夢みたいっちゃけど、『ちびまる子ちゃん』にゲスト声優として出演することになったと。バリうれしいです!もう本当に不慣れながら頑張ってアフレコしたけん、是非見てください!」と博多弁でアピールしていた。

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