人気爆発中のコスプレイヤー・えなこを突き動かす原動力とは【単独インタビュー】

松田 和城 松田 和城
グラビア、タレント、歌手など幅広い活躍をみせているえなこ
グラビア、タレント、歌手など幅広い活躍をみせているえなこ

 21日に自身初のシングル「SP―LuSH ROAD」をリリースした人気コスプレイヤー・えなこ(27)が、よろず~ニュースの単独インタビューに応じ、活動の原動力となっている「目標」を告白した。

 様々な雑誌で表紙を飾り、テレビ出演も増え、グラビアやタレント、歌手などマルチな活躍を見せるえなこ。今月13日放送の日本テレビ系「踊る!さんま御殿!!SP」に出演した際には、昨年の年収が5000万を超えたことを明かした。

 これほど充実した仕事を送っている一方で、趣味であるオタクとしての活動(オタ活)がなかなか思うようにできない葛藤もあるという。「アニメを見る時間がほとんどないので、ご飯の時にちょっと見るとかくらいしかできてないんですよね。オタクとしてのフラストレーションは溜まっています」と素直な心境を吐露した。

 しかし“我慢の時期”だと自らを律し、「今年は8月に向けて、雑誌の表紙をジャックしようっていう目標を立てたんです。その影響もあってたくさんお仕事を詰めていただいたので、覚悟の上の忙しさだったんですよね。なので休みがないなとか、オタ活できないなっていう気持ちはあるんですけど、それを加味して自分で決めたことなので。今はちょっとしょうがないかなって思っています。積みゲーしたり、積みアニメしておけばいいかなって」と笑顔で話した。

 昨年からアーティスト活動も開始した。初シングル曲「SP―LuSH ROAD」の作詞はテレビアニメ『中二病でも恋がしたい!』の主題歌を手がけたZAQ氏。作曲はテレビアニメ『けいおん!』の主題歌を手がけたTom-H@ck氏がそれぞれ担当する。えなこ自身、学生時代にこれらの作品を見て育ち、二人を“オタク界の神様”として拝めていたという。「聴いてきたアニソンと関わっているお二方の曲だということで、正直私でいいのかという不安やプレッシャーはありました」と振り返った。新曲はTom-H@ckが得意とする“デジタルロック”サウンドを軸に夏を感じさせる爽快なパーティーチューンとなっており、ZAQ氏のコール&レスポンスを意識した詞と相まって、ライブ映えする一曲となっている。

 一人のオタクとしてコンテンツを受け取る側から与える立場へ、新たな意気込みも見せた。「夢の話ではあるんですけど、いつかはアニメのタイアップや主題歌を自分の曲で担当させていただけたらいいなと思っています。そして、もしライブをやるときにアニメのキャラクターのコスプレをして歌えたら」と目を輝かせた。

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