マリリン・マンソン(52)が警察に出頭した。2019年8月にニューハンプシャー州の野外コンサート会場、バンク・オブ・ニューハンプシャー・パビリオンにて映像作家の女性めがけて鼻をかみ、挙句の果てに唾を吐きかけたとして同州の警察から逮捕状が出ていたマンソンだが、自らの罪を認めたようだ。TMZによると先週、自らの身柄引き渡しをしたマンソンはいかなる犯罪及び被害者への連絡の禁止、全ての法廷審問への出席という自己誓約のもと保釈されたそうだ。
今年5月、同州のギルドフォード警察署は、マンソンことブライアン・ワーナーが不品行による2つの軽罪で指名手配中だとして「ワーナー氏、彼のエージェント及び弁護団はその逮捕状のことを知っていますが、現在保留中の罪についてニューハンプシャーに来る気はないようです。この映像作家はニューハンプシャーを拠点とする会社からコンサートを撮影する下請け契約を結んでおり、事件が起きた際ステージの端のエリアにいました」と発表した。
その後複数の目撃者が現れ、コンサート参加者の一人は「そこかしこに唾を吐いていました。自分のカメラにも唾が付き、彼女は拭き落としながらイラついているように見えました。それに気づいた彼は今度は故意に彼女のカメラに向かって唾を吐き続けたのです。彼女の我慢の限界が来たのは、彼が床に突っ伏して彼女の2、3フィート(約61、91センチ)近くまで来て、巨大な鼻水をカメラではなく彼女めがけて吹きかけた時です。我慢も限界を超え怒ってその場を去った彼女を見て、彼は笑っていました。これを機に私は彼の音楽を聴くのをやめ、夫にももう彼のコンサートには二度と行かないと誓いました」と話していた。
一方、別の目撃者は「腰を低く保ち、あの女性めがけてあらゆる場所から唾を吐いていました。自身の行動に笑いを浮かべていたのを覚えています」とした。別の目撃者も「事件が起きた現場に私はいました。その女性は怒りを通り越していました。何度か唾を吐き、カメラに接近し、鼻水を彼女めがけて飛ばしていました。彼女は自分のカメラを床に放り投げる勢いでした」と明かしていた。