「プロスピ」最新作は五輪モード搭載 宮城、岡本和ら選外選手で「自分だけの代表チーム」も

松田 和城 松田 和城

 KONAMIが制作する人気ゲームの最新作『eBASEBALLプロ野球スピリッツ2021 グランドスラム』が8日、発売された。シリーズ2年ぶりとなる同作では、東京オリンピックの開催にちなんで、「東京2020オリンピックモード」が搭載されている。同モードの制作について株式会社コナミデジタルエンタテインメントの担当者が語った。

 6月16日に発表された「侍JAPAN」。球界を代表する豪華なメンバーが揃った。一方で、オリックス・宮城大弥(19)や巨人・岡本和真(25)など惜しくも選出漏れした選手もいた。担当者は、落選した選手について「使用可能です。プレーする方の‟自分だけの代表チーム”でもお楽しみいただければ幸いです」と答えた。代表メンバーはゲーム内に登録されている選手から自由に編成可能。野球ファン自らが考える“最強チーム”で大会に挑める。

 また、開幕戦の舞台「福島県営あづま球場」も収録される。制作にあたり実際に球場を訪れたといい、「取材当時は東京2020オリンピック用に改修される前でしたので、形状などの確認から始めました。制作中はオリンピック用のデザインを担当される方からイメージを伺いながら制作をしておりました。オリンピックに実際に使用される球場を自分たちがデザインしているような感覚にもなり、楽しみながら制作することができました」と振り返った。

 球場再現に加え、全体的に”オリンピック”らしさを表現することに苦労した。「例えばモード中に流れる楽曲について、”オリンピック”は世界各国のアスリートが集まる大きな大会ですので、世界を意識し民族楽器やオーケストラを使ってスケール感を表現しております」と明かした。

 リアル野球を楽しめる「プロ野球スピリッツ」シリーズは2004年に1作目となる家庭用ゲーム『プロ野球スピリッツ2004』が発売された。2015年に配信を開始したモバイルゲーム『プロ野球スピリッツA』は、サンディエゴ・パドレスに所属しているメジャーリーガー・ダルビッシュ有選手とコラボを行うなど、大きな盛り上がりを見せている。最新作となる同作は、初めてNintendo Switch版向けに発売された。また最大4人でのマルチプレーにも対応。「グランプリ」「チャンピオンシップ」など10以上のモードが搭載され、シリーズ最大級の規模となっている。

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