米人気ドラマの脚本家がコロナ後遺症を苦に自ら命絶つ 俳優の夫が公表

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 「ドーソンズ・クリーク」の脚本家ハイディ・フェレールが13カ月に渡る新型コロナの後遺症の闘病生活の末死去した。50歳だった。映画監督の夫ニック・グーテによると、ハイディはコロナの後遺症に非常に苦しんでいたそうで、「これ以上症状が悪化する」前に自ら命を絶ったという。

 グーテは、ハイディのブログに「ハイディの読者の方々へ」「ハイディの夫、ニックです。私達の美しい天使は2021年5月26日にコロナの後遺症により他界しました。耐え難い身体的痛みと、その痛みによる不眠により、ハイディは症状がこれ以上悪化する前に自らこの世から旅立つことを決断したのです」と綴っている。

 グーテは、夫妻の13歳の息子やその友人達への精神的な影響を考慮して、ソーシャルメディアでの公表を避けていたことや、ハイディの13カ月に渡る闘病生活では、食事や読書の楽しみ、運動能力など「暮らしの全て」がコロナに奪われていたことを明かしている。

 ハイディは2020年4月にコロナに感染、その後数カ月間寝たきりの生活を続けたものの、今年1月には、「少しづつ回復してきている」と同ブログで報告していた。

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