タレントの辻希美が34歳の誕生日を迎えた17日、都内で自著発売イベントに参加し、5人目となる子作りに意欲を示した。
現在中学2年生の長女から2歳の三男まで4人の母は、この日敢行された『大好きな人と結婚した、その後。』(講談社)で結婚15年目の暮らし、夫婦の関係、4人の子育てが紹介されている。夫・杉浦太陽(40)が駆けつけた夫婦会見では、5人目に向けた考えを問われた。子どもを抱っこする感慨を振り返り「これまでずっとエルゴ(抱っこひも)つけて生きてきて、それはお母さんでしか感じることのできない光景でした。下の子が成長して抱っこをしなくなった時に〝欲しいな〟と思う自分がいました。最近パパに話をしている最中です」と話した。杉浦は「(辻は)思い立ったらゴー、という性格なので。よし行けとは言えない」と慎重な言い回しだったが、辻は「授かり物なのですが、(赤ん坊が)来てくれたらうれしいです」とキッパリ。辻の気持ちは固まっているようだった。
15年目を迎える夫婦関係。杉浦から「人生のパートナーがのんで良かった。これからも一緒に歩んでいこう」と、メッセージを送られた辻は「たくさんケンカをしてきました。お互いの取説を読み合ってきました。私の取説はアップデートがあるのですが」と話し「私の取説は難しいと思う。自分でもそう思う。そんな私に合わせて、付いてきてくれているので、この言葉はうれしいです」と感謝した。杉浦は2007年の結婚会見を挙げ「最初は〝オレに付いてこい〟と言っていたのに逆になっている」と苦笑いしつつ「今はパートナーがのんで良かったと思います」と続けた。
気になる取説の中身についても説明。辻は「夫は筋肉を褒めればすべてよし。私に合わせてくれるので簡単です」と話し、杉浦は「のんが笑顔になることをやり続ける。(昔から)一生のんの笑顔が見たいと言ってきたので」と語った。大きなケンカを乗り越え、絆を深めてきたという二人。杉浦は辻の長所を「誰かのために全力で動けるところ、成長スピードが速い、止まっていられず常に動いている、子どもへの無償の愛がすごい、邪険にしながらも僕のことも愛してくれる」と列挙。辻の誕生日を祝うように、妻を立てていた。
自著は販売前に重版が決定し、イラストや写真など読みやすさを意識し、楽しさと学びが詰め込まれた。辻は「育児に正解はありません。私の経験を本にしましたが、どこかで共感してもらえるところがあればうれしいです」と呼び掛けた。
『大好きな人と結婚した、その後。』は講談社から、税込1430円、192ページ。