結婚式中に花嫁を亡くした花婿が、その妹と結婚するという出来事が実際に起こった。先日、インドに住むサービさんは、夫となるマンゲシュ・クマーさんと結婚の誓いを交わしている間に心臓発作で倒れて、その後医師により死亡が確認された。
インド北部のウッタル・プラデーシュ州で行われた結婚式でのことだった。その場で、サービさんの妹ニーシャさんが代わりにクマーさんと結婚するべきだとの声が挙がり、実際に2人はそのまま契りを結んだという。
サービさんの弟ソーラブさんはこう話す。「あの状況で何をすべきか私たちはわかりませんでした。両家が共に座り、ある人がニーシャが花婿と結婚するべきだと話したのです。家族間で話し合いが行われ双方が同意することとなりました。別室で姉の遺体が横たわる中、妹の結婚式が執り行われるという奇妙な状況でした」