クリント・イーストウッド(91)のスタントダブルを長年演じたバディ・ヴァン・ホーンが死去した。92歳だった。バディは、1968年作『マンハッタン無宿』から始まり、『ダーティハリー』や『荒野のストレンジャー』『白い肌の異常な夜』でイーストウッドのスタントマンを演じたほか、イーストウッド主演の『ピンク・キャデラック』『ダーティファイター 燃えよ鉄拳』『ダーティハリー5』では監督を務めるなど、30作品以上でイーストウッドとタッグを組んでいた。
バディは2011年、スタントシーンを自分でやりたがるイーストウッドを止めようとしたものの無理だったとして「彼は肉体的な男性で、自分のスタントをやりたがるんです。その中には、簡単に怪我をしてしまうようなものもあります」「時には、やらないように説得してみるんですが、殆どの場合聞き入れられることはありません」「彼はそんな風にして、いくつかやりました。何度か怪我をしていましたよ」と振り返っていた。