大手出版社・講談社は18日、同社が発行している女性ファッション雑誌「ViVi」の公式サイトで、アイドルグループ・HKT48の宮脇咲良の卒業情報を〝フライング〟で公開してしまったことについて謝罪と経緯説明を行った。
サイトでは「ViVi7月号記事流出についてのお詫び」と題し、「このたびは、ViVi7月号掲載の宮脇咲良さんの記事の一部が情報解禁前の内容を含むにも関わらず、社外に流出してしまったことに関しまして皆様には多大なるご迷惑をおかけしております」と陳謝した。
さらに「こちらの注意不足により、該当記事が誤って表紙解禁の情報とともに納品するサンプル記事群の中に含まれてしまっておりました」と説明。「弊社の重大なる不手際により、ご本人様をはじめ、応援するファンの皆様、関係各所の皆様の大切な想いを踏みにじる結果となってしまい、心より深くお詫び申し上げます」とし、再発防止に全力で取り組むことも誓った。
同誌7月号は21日に発売されるが、発売前にその表紙などの画像が流出。宮脇がHKTを卒業することが記されており、大きな話題となっていた。
宮脇は4月、所属していた韓国のガールズグループ・IZ*ONEの活動終了にともない、日本に帰国。活動終了前には韓国メディアで、IZ*ONE終了後は韓国の芸能事務所に移籍すると報じられたこともあり、去就が注目されていた。
4月29日は、ラジオ番組で「アイドルを応援する上でいちばんみなさんに心得ていてほしいことは、『公式(情報)を待とう』」と強調していたが、公式発表の前に「ViVi」によるフライングで卒業が発覚する自体に。HKT48の運営は流出発覚当日から対応に大わらわだったが、15日に行われた配信イベントで正式に卒業を発表した。