ガル・ガドットが、ジョス・ウェドン監督からキャリアを「脅かされた」と主張している。2017年作「ジャスティス・リーグ」に出演したガルは、ウェドン監督の問題行動に関し声を挙げるようなことがあれば「キャリアを惨めなものにする」と脅迫されていたという。
「ワンダーウーマン」シリーズなどで人気のガルは、ウェドン監督とのやりとりについて、イスラエルのニュースチャンネルN12にこう説明した。「彼は、私のキャリアを脅かしたのよ。何だかの行動を起こしたならば、私のキャリアを惨めなものにすると言われたわ。その代わりに私は、ただ自分のキャリアを大切にすることにしたの」
ウェドンは、同作にサイボーグ役で出演したレイ・フィッシャーから、プロデューサーのジェフ・ジョーンズやジョン・バーグと共に、態度に問題があったことを告発され、ワーナーメディアはそれに関し調査を行っていた。ガルもその調査に協力したそうで「彼らは徹底的に調査したことは知っているわ。私が彼らと過ごした時間を見ただけでもそれが分かる」と話す。同社は調査終了後、改善策を実施したとしているものの、それがどういったものであるかは明らかになっていない。「私もそれが何を意味するのかはわからないわ。どういう結果が出るのか私も興味がある」とガルは続けた。
レイは以前、完成版で自身の役のシーンが減っていたことは「偶然ではない」として、「17年の劇場公開版『ジャスティス・リーグ』で有色人種の人々が消滅していたのは、予期せぬ出来事でも偶然でもない」「ジョス・ウェドンの『ジャスティス・リーグ』のセットでのキャストとクルーの扱いは最悪で虐待的、プロ意識に欠けており、完全に受け入れ難いものだった。ジェフ・ジョーンズとジョン・バーグが、多くの意味で彼の行動を許していた。説明責任>エンターテイメント」と指摘していた。