アベンジャーズの大女優が外国人映画記者協会を批判「セクハラに近い」「距離置くべき」

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スカーレット・ヨハンソン
スカーレット・ヨハンソン

 女優スカーレット・ヨハンソンは、ハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)のメンバーから「性差別的な質問やコメント」を受けたことがあるとして、同協会から距離を置くようハリウッドに呼びかけている。映画「ブラック・ウィドウ」が今夏公開予定のスカーレットは、ゴールデングローブ賞を主催する同協会の「特定のメンバーからセクハラに近いコメント」を浴びせられたと明かしている。

 バラエティに発表した声明の中で、スカーレットはこう話す。「映画を宣伝中の俳優として、アワードシーズンには、式典並びに記者会見に出席することが期待されています。過去には、特定のHFPAメンバーによるセクハラに近い性差別的な質問やコメントに直面することをしばしば意味しました。私が何年もの間、彼らの記者会見に参加しなかったのは、まさにこの理由からです」「HFPAは、ハーヴェイ・ワインスタインらによってアカデミー賞への認識に対する勢いをつけるために正当化された団体で、業界もそれに従ったのです。団体内で必要とされる根本的な改革が行われない限り、私達はHFPAから距離を置き、私達の組合内や業界全体の結束の重要性や強みに焦点を当てる時が来たと信じています」

 一方、同協会は3月、黒人の会員が1人もいないことが明らかになったことを受け、来年のゴールデングローブ賞までに少なくとも13名の黒人会員を迎える意向だと発表したばかりだ。

 「ハリウッド外国人映画記者協会は、組織内および業界全体で必要な変革に取り組んでいることを繰り返し申し上げます。我々は、もっと早く、もっと多くの事をやるべきだったことを自覚しています。取り組みの証として、理事会は会員の少なくとも13%が黒人ジャーナリストとする条件のもと、今年は会員を最低100名に増やす計画が満場一致で承認されました」と声明には綴られていた。 

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