人気ラッパーのリル・キム(46)が、自らの人生を赤裸々に綴った回顧録を11月に発売するという。キャシー・イアンドリとまとめあげた『ザ・クイーン・ビー』という名の新刊が、11月2日にアシェットブックス社から出版される。
90年代に大人気を誇ったリル・キムは、ピープル誌にこう話す。「やっと私のストーリーを伝えられることにすごく興奮してる」「多くの人はリル・キムを知っていると思っているだろうけど、分かってないの」
ブルックリンで育ったリル・キムは、ノトーリアス・B.I.G.と共にラップをスタート、その後2人は恋仲となった。
新刊では、そんなリル・キムが大スターになるまでの軌跡が綴られることになりそうだ。この本の発表にあたり、「リル・キムはヒップホップ界で女性の道を切り開いただけでなく、その後に登場した多くの人たちのキャリアをインスパイアしてきました」「しかし、その人生は簡単なものではありませんでした。リル・キムはその中で、注目を浴びた恋愛、女性蔑視の業界において変化を求めて戦い、スポットライトを浴びる立場でダブルスタンダードや美への挑戦、忠誠心による重大な行動により、投獄されることになった過去など、暗い時期についても語ります」と説明されている。
リル・キムは、銃撃事件において、友人に関して虚偽の証言をしたとして、2005年から2006年にかけての10か月間、服役刑を課されていた。