俳優のジョン・トラボルタが、故ダイアナ妃とのダンスは「おとぎ話」のようであったと振り返っている。1985年にホワイトハウスで開かれたパーティにて、ダイアナ妃と面会したというトラボルタは、そこで一緒にダンスする機会を与えられたことは「とても光栄だった」と明かしている。
映画『グリース』や『サタデー・ナイト・フィーバー』でのダンスで知られるトラボルタは、メキシコ版エスクァイア誌でこう話す。「まさかダイアナ妃とのダンスを頼まれるとは思っていなかった。そんなことをさせていただけたのは、ものすごくありがたく、光栄な事だったし、『こんなことをさせていただけるなんて、何か理由があるに違いない。全力を尽くさなきゃ』と思った覚えがある。リードしてちゃんと踊って、妃もちゃんと楽しんでもらえるようにってね。そこは簡単だったんだけど、自信を持って適切なかたちでダイアナ妃をダンスにお誘いするというところがかなり複雑だった」
そして、それが夢のようなひと時だったとして、「状況を考えてごらんよ。僕らはホワイトハウスにいて、深夜になっていた。そんな状況が夢のようさ。妃に近づき、あちらの肘に触れて、ダンスにお誘いした。あちらが振り返って、少し悲しみを含んだ魅力的な笑顔を向けて下さり、僕の誘いを受け入れてくれた。そして一緒に踊った時は、まさにおとぎ話のようだった。そんなことがいつか起こると誰が考える?とても特別で魔法のようなひと時だったと、ちゃんと脳裏に刻み込んだよ」と続けた。(BANG Media International/デイリースポーツ)