「新ビバヒル」女優、解離性同一性障害告白 病気が仕事の役に立った

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アナリン・マコード
アナリン・マコード

 『新ビバリーヒルズ青春白書』で知られるアナリン・マコード(33)が、解離性同一性障害を患っていることを明かした。解離性同一性障害とは1人の人間の中に、まったく別の性別、性格、記憶がある複数の人格が現れる神経症。『NIP/TUCK マイアミ整形外科医』などでも人気を博したアナリンは、その病気が仕事の役に立ったとしている。

 有名精神科医ダニエル・エイメン博士とのインタビューでアナリンは語る。「全ての役柄は別の人格があるでしょ。でも『新ビバヒル』をやるまでそのことには気づいてもいなかった」

 しかし2012年のホラー映画『エクシジョン』を撮影している時に何か違うと気づいたという。「異常なノイローゼ風の奇妙な女の子を演じたんだけど、それが自分の内面ととても近いと感じるものだった。さらけ出して、ラクになる気分で、気づかないうちにトラウマを克服していたのかもしれない」と振り返る。

 しかし、この作品を『新ビバヒル』の合間に撮影していたというアナリンは「すごいことは、この映画の撮影を午前2時に終えたのに、翌日の正午にはビバリーヒルズに住むあの金髪のセクシーな子にならなければいけなかったこと」「そのキャラクターが自分に見出せなかった。私は映画でのポーリーンというダークなキャラにどっぷり浸かっていて、逃げ出せなかったの」と続けている。

 しかし、この障害を持っていることを恥じてはいないそうで、それがこうした障害に立ち向かう最善の方法だと続けた。

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