糸井重里氏が企画し、シナリオを書き、全体をプロデュースしたロールプレイングゲーム「MOTHER」シリーズの第3弾『MOTHER3』の発売15周年の節目を迎えた20日、糸井氏が主宰する「ほぼ日MOTHERプロジェクト」が特別グラフィックをSNS等で公開した。画像は同作のアートディレクターを務めた今川伸浩氏との共作で〝『MOTHER3』の舞台裏。もしもあのゲームが映画みたいに撮影されていたら?〟をテーマに、本編にはもちろんない人間模様が描かれている。
「ほぼ日―」の担当者は「今日は『MOTHER3』の日です。発売15周年を記念して、9つの場面のメイキング画像を想像してつくってみました。リュカ、クラウス、ダスター、クマトラ、サルサ、フリント、ヒナワ、ボニー、どせいさんにブタマスク、みんなみんな、お誕生日、おめでとう!長く、『MOTHER3』を好きでいてくださって、ほんとうにありがとうございます」と談話を寄せた。
『MOTHER3』は当初、NINTENDO64用ソフトとして開発されたが2000年に開発中止。その後ゲームボーイアドバンス用ソフトとして開発が再開され発売に至った。前2作から設定や世界観に若干の変化はあるが、糸井氏が込めた遊びの本質は健在。「奇妙で、おもしろい。そして、せつない。」をテーマにリュカとクラウスという双子の兄弟が数奇な運命を辿る家族の愛の物語。2006年4月20日発売。