タレントの林ゆめ(25)が15日、都内で「ふらの観光親善大使」任命式に出席し、故郷の北海道・富良野市の活性化へ「みんなで一緒に富良野行くべ」と方言を用いて意気込んだ。
幼い頃から活動的で、スポーツはバスケットボールに励み、冬はスキーなど雪山遊びが好きだったという。美しい自然と豊潤な食に育まれ、健康的な美しさを培った。21歳で上京。グラビアやモデル活動を通して、18年には「レースクイーン大賞」の新人グランプリを受賞した。最近はバラエティにも進出し、将来的には女優活動を見据えている。「私は地元が大好き。ずっと地元に関わる仕事をしたかったので、うれしいです」と笑顔を輝かせた。コロナ禍前は2カ月に1度は北海道に帰省していたといい、確かな地元愛を観光大使の活動に生かすつもりだ。
富良野といえば、3月24日に死去した田中邦衛さんが主演したドラマ『北の国から』の舞台としても有名。成人後に過去作品から見直したといい「熱いお父さんで、素敵な方だと思います」と感想を述べた。富良野でレストラン支配人を務める父にも思いが至り「父のお店でチーズフォンデュと一緒にワインを飲むのが好きです」と語った。
コロナ禍の収束はまだ見えない。それでも「自然が豊かで人が温かい。おいしい食べ物があり、空気もきれいです」と富良野をアピール。「コロナが収まったら多くの方に来ていただきたいです」と〝初任務〟を締めくくった。