ジョニー・デップ 法的スキャンダルが創作意欲を刺激

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ハリウッド・ヴァンパイアーズ
ハリウッド・ヴァンパイアーズ

 ジョニー・デップの曲作りに、度重なる法的な問題が刺激を与えているようだ。アンバー・ハードとの夫婦時代の自分を「DV夫」と表したイギリスのザ・サン紙に対し名誉棄損訴訟で昨年訴訟したジョニーだが、その上訴が先週棄却、ハリウッド・ヴァンパイアーズでバンドメイトのアリス・クーパーによると、ジョニーは裁判を通して得た自身の感情を作曲に投影しているという。

 デイリー・ビーストにアリスはこう話す。「あらゆることが起こっていた去年の間中、ジョニーは作曲をしていた」「それが彼の作曲意欲を止める事にはならないんだ。それどころか、きっと助けになってたんじゃないかな。かなり面白い曲が出来てると期待している」

 一方、アメリカで別件の裁判待ちの名誉毀損紛争を抱えているジョニーは、プライベートでのスキャンダルがバンド活動に影響を及ぼすことを望んでおらず、同バンドのツアーに戻る準備ができているという。

 アリスは「ドラマはなしだ」「ジョニーが言ったんだ。『それは別世界の話だ。バンドでやっている事とは何の関係もない』『ステージに戻るのが待ちきれない』ってね。彼は最高のメンバーだよ」と続け、「メンバー全員が揃う時が来たら、素晴らしいね。驚異的な事に、バンドに8人の男がいて、その中の3人がリードしているけど、一回も喧嘩がない。誰かが誰かに声を荒げたことなんてない。凄くクールな事さ」と語り、再活動が待ち遠しいという。

 同バンドは、2015年にアリス、ジョニー、ジョー・ペリー(エアロスミス)によって結成。2020年のイギリス/ヨーロッパツアーが今年の夏に延期されて予定していたものの「新型コロナウイルスのパンデミックにより、移動制限が不確定」なため、ツアーのキャンセルを先日報告していた。

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