米人気ラッパー、ジェイ・Ｚのサイン入りトレーディング・カードが１０万５７８０ドル（約１１５０万円）で売却された。シリアルナンバー１／１、状態も１０段階中９のミントコンディションの同アイテムは、ゴールディン・オークションズを通して４９回の入札の末落札、スポーツと無関係のカードとして史上最高額となった。
今回の新記録についてスラブストックス・スポーツ・カード・トレーディングはこうインスタグラムに綴る。「公共サービス情報です。ジェイ・Ｚの『Ｔｏｐｐｓ Ｃｈｒｏｍｅ Ｓｕｐｅｆｒａｃｔｏｒ ＲＣ Ａｕｔｏ １／１』がゴールディン・オークションズで１０万５７８０ドルで落札。ノンスポーツのトレーディングカードとして史上最高記録となりました」
一方、ゴールディン・オークションズも以前、そのカードの画像と共に、「このジェイ・Ｚのたった１枚のスーパーフラクター・オートグラフ。ロットナンバー２４３、ただ今の入札価格２２００ドル」とインスタグラムに綴っていた。
同アイテムは２００７年の「トップス・クローム」コレクションからのもので、「Ｓｉｇｎｓ ｏｆ Ｓｔａｒｄｏｍ」とカード上には記載され、グレーのスーツを着こなしたジェイが笑顔を見せている。
最近はトレカ人気も高まり、マイケル・ジョーダンやレブロン・ジェームズ、故コービー・ブライアントなどＮＢＡスターらのカードが数千万円で売買されてもいた。
一方、ジェイは最近、自身が所有するシャンパンブランドの５０％をモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン社（ＬＶＭＨ）に売却し話題となっていた。スペードのエースが輝くボトルが印象的なアルマン・ド・ブリニャックがそれで、同ブランドはツイッターに「ショーン・ジェイ・Ｚ・カーターが、アルマン・ド・ブリニャックの株の５０％を取得したモエ・ヘネシーとパートナーシップを組むことを喜びと共にお知らせします。このアイコニックなメゾンの未来に向けてモエ・ヘネシーとショーン・ジェイ・Ｚ・カーターが共通の展望を持つことを反映しています」と綴っていた。
