ビヨンセ がんのため13歳で亡くなった少女にビデオメドレー

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ビヨンセ
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 ビヨンセが、がんで他界したファンを自身の曲で弔った。脳腫瘍と上衣腫との2年間に渡る闘病生活の末、今月5日(金)にわずか13歳の若さで亡くなったリリック・ユン・シャネルさんに向け、インスタグラムでビデオメドレーを披露したかたちだ。

 その動画でビヨンセは『ブラウン・スキン・ガール』『ヘイロー』『ラヴ・オン・トップ』のアカペラを披露、リリックさんのインスタグラムの写真を混ぜつつ、『ラヴ・オン・トップ』では歌詞の「ベイビー」を「リリック」と変え、最後に「あなたを心から愛している」と締めた。

 このビヨンセの思いやりに、リリックさんの遺族は「ありがとう、ビヨンセ。リリックがこの世界を去る前に、あなたの歌を聴くことができたことにとても感謝しています」

 ビヨンセは、リリックさんが亡くなる数か月前から彼女に連絡をしていたそうで、昨年9月にはリリックさんが歌う『ラヴ・オン・トップ』の動画に返信するかたちで、花と手紙を送っていた。

 その手紙でビヨンセは、「ハニー、ハニー、ここから全ての星が見渡せる。あなたが傍にいるといつも太陽を感じられる」という同曲の歌詞と共に、「この詞があなたをインスパイアしたことにとても感動している。あなたはそれにも増して私をインスパイアしている。いつか会えることを楽しみにしている。あなたが無事に家にいることがとても嬉しい。あなたは生き残ったの。神様は祝福している」と記していた。

 一方、リリックさんは当時ビヨンセからのプレゼントに、「この花束をどうもありがとう。あなたを愛しているし、会いたくてしょうがないです」とインスタグラムに返信、そして数か月後にはビヨンセから、自身のブランド、アイビー・パークからのアイテムの詰め合わせが送られてきたそうで、家族と一緒に、その箱を開ける動画と共に、「化学療法から戻ってきたら、こんなサプライズが待っていた。あなたを愛している」とリリックさんは綴っていた。

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