“好きなこと”を仕事にしている鶴見氏だが「好きなことで食べて行くのはすごい大変だと思っている」という。「好きなことすぎると儲ける気持ちはなくなっていくんですよ。やっぱりアイドルの子たちに儲けてほしいと思ってしまうから」。一方で「僕ら(の仕事)は、その子のかわいさとか良さを引き出すことが求められるので、好きでないと分からない領域の価値が出せるというのはあるかなと思います」と、知見があるからこそできる仕事もある。
アイドル関連の仕事だけでなく、企業のブランディング経営戦略立案など「真面目なお仕事」も多く扱っている。「『これを頑張ればうちの会社がより儲かって、好きな仕事に投資ができて時間が使えるようになる』とか、好きじゃない仕事も含めて頑張れるようになるのが好きを仕事にすることの良さだと思っている」と語った。