1泊1円!地下アイドル、芸人、SNSフォロワー数1000人以上の人らが泊まれる「非日常の宿」

野中 比喩 野中 比喩
ユニークばプランを打ち出した「ホテルみかど」(大阪市西成区)
ユニークばプランを打ち出した「ホテルみかど」(大阪市西成区)

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 大阪を中心に地下アイドルとして活動している松林てろるさんにこのプランについての感想を聞いた。 

 野中:コロナ禍以前は色んな地域に遠征されてた松林さんですが、このプランについてどう思われますか?

 松林:宿泊費用が節約できるのももちろんですが、タレント向けプランはSNS投稿しなくて良いのが有難いなと思いました。 

 野中:そこの部分は大切ですよね。 

 松林:「SNSに掲載すると何%オフ!」「〇〇をサービス!」と言ったプランを見ることは沢山ありましたが、自分が滞在している場所は公開出来ないので、利用が難しかったです。提示だけならハードルも下がるので利用しやすいのではないかなと思いました。あと、私はひと月の間に何度も遠征することが多かったので、「1年に1回のみ利用」の部分に「もう一声!」と思ってしまうのが本音です。 

 野中:遠征でのご苦労についてお聞かせください。

 松林:荷物が多く、20kg以上のキャリーを持ち運ばないといけないので移動が本当に大変でした。キャリーを引きながら電車も人混みも移動するのは今思い出すだけでも嫌だなと(笑)。またご飯を食べようと思っても、階段の昇降が大変なので食事を諦めてお腹がぺこぺこのまま夜行バスということもありました。

 野中:あらかじめリサーチがないとご飯にありつけないのはすごくよくわかります…。その点、ホテルみかどは周辺の飲食店の情報を積極的に発信されているので参考になりますね。松林さんがこれまで宿泊された宿はどのようなタイプの施設が多かったでしょうか? 

 松林:普通のホテルからカプセルホテルやホステルまで色々利用させてもらいました。特に、初めて共用スペースが沢山あるホステルを利用した時は、昼過ぎに起きてシャワーを利用したり、変な時間にご飯を食べたりしていても誰も気にせず、それぞれ自由に過ごしていたことに感動しました。リーズナブルなお宿を利用するハードルが下がり、フットワークが軽くなったきっかけにはなりました。フットワークが軽くなった結果、自身のホームである関西以外にも気軽に足を運ぶことで沢山の方に観ていただき、応援してくださる方も増えたと思います。

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