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【中学受験】「1校だけ受ける」つもりが気づいたら4校6回受験!直前で受験校増やした理由とは

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 中学受験をする家庭の多くは、複数の学校を受験する。滑り止め、実力相応校、チャレンジ校など、塾からもそう勧められるのが一般的だろう。しかし「行きたい(行かせたい)学校は1つだけ」と最初から決める家庭も少なくない。 

 2026年に中学受験を成功に終えた長女を持つ筆者もそのひとりだった。長女が6年生の夏まで、本気でそう思っていたのだ。ただ最終的には4校・計6回の受験をすることになる。なぜそうなったのか、そして受験校を増やしたことで何が変わったのかを振り返ろう。 

最初から「1校だけ」と決めていた理由 

 目指していたのは大学までエスカレーターで進める付属校だった。勉強が得意でない娘に、大学受験のプレッシャーなく過ごせる環境を用意したいと思ったのが、その理由だ。また、付属校でないなら私立中に入る必要はなく、第一志望に落ちたなら公立へ行き自分で道を切り開けばいいとも考えていた。

 そんな中で転機が訪れたのは6年生の夏の面談だった。大学付属校しか考えていないことを塾に伝えたところ、娘の学力で狙える「大学の推薦枠が多い系列校」をいくつか教えてもらい、それまで知らなかった選択肢と出会った。そこで初めて、1校に絞りすぎていたために他の学校をまったく知らなかっただけだと思い知る。

気持ちが変わったのは、親の方が先だった 

 12月に入ると、娘の様子が変わってきた。受験本番が近づくにつれて緊張が伝わってくるようになり「なんとしても合格させてあげたい」という気持ちが自然と強くなっていった。

 その結果として最終的に4校・計6回の受験になり、全校合格することに。ただ、これは娘がすごいという話ではなく、合格できる学校を受けさせた結果だと筆者は考えている。今になって振り返ると少し過保護だったかもしれないが、娘にとって「不合格」が自信を失うことにつながる気がしたので後悔はない。 

 志望校は1校でいいと思っていたのに、気づけば6回も受けることになっていた。それもひとつの中学受験の形なのかもしれない。 

 ◆橋本ひとみ(はしもと・ひとみ) 3児を育てるママライター 2026年、長女が1度塾をやめるという回り道を経て大学付属中学に進学。現在は長男が大手中学受験塾で中高一貫校を目指して奮闘中。次男は中学受験はせず公立へ進学予定と、3人3様の選択をする子どもたちに日々翻弄されている。中学受験を支える親のリアルをSNSで発信中。
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