もしものときに、焦らないためにチェックしておきたいブラックフォーマル。「持っているから大丈夫」と思っていても、体型が変わって合わなくなっていることもある。シンプルなパンプスと布バッグ、ストッキングなど必要な黒小物も一緒に、平時にチェックしておきたい。
ブラックフォーマルは、相手への敬意を示す服でもあるので、単なる「黒い服」ではなく、「フォーマルウエアの黒」がやはり安心。露出を抑えた膝下丈のデザインの黒の服であればいいじゃないの?と思っても、通常の洋服とフォーマルウエアでは、同じ黒でも深みが違う。葬儀に列席すると、違いは一目瞭然。故人や御遺族への思いを伝えるためにも、きちんとしたものをそろえておきたい。
しかし一度購入すると、サイズが変わらない限り、短期間で買い直すことがないのがブラックフォーマル。失敗しないよう、フォーマルウエアの「東京ソワール」に、長く着るための商品選びのポイントなどを聞いた。
デザインは「シンプルなもので『これで間違いない』といういう確かな安心感があるもの。また年齢や立場の変化にも対応できるものは1着で長く着られる経済性があります」という。機能性において、ウォッシャブルの品は「自宅で洗え、清潔感を維持し、クリーニング代削減できる」という経済的にもうれしい。
最近よく見るようになった前開きのファスナーの品は「背中に手を回すことなく無理なく一人でも着られる」 「着用時、足から履くように着用できるため、メイクや髪型が崩れにくい」「授乳にも対応」とメリットも多い。特に40代以上の場合、ある日突然肩が上がらなくなる四十肩、五十肩になることもあるので、前開きだと安心。体型カバーのために、ブラウスとスカートをドッキングしたツーピース風のデザインは、お腹周りをカバーし、ウエストを締め付けることなく着心地の良い美スタイルを実現してくれる。
フォーマルの基準は、時代背景による葬儀スタイルの多様化と共に変化を遂げてきた。葬儀のスタイル(社葬、お別れの会、一般葬、家族葬など)や、参列する立場(喪主、一般会葬者)によっても、装いのマナーが異なる。同社は昨年10月に「フォーマルのスタンダード」を定義する新ブランド「TOKYO SOIR」を立ち上げた。「『どこまでフォーマルであるべきか』といった、消費者の迷いを解消する『公式の基準』として、どのようなシーンでも安心して着用いただけるよう、『新しいスタンダード』を提案しています」という。
時代に左右されないシンプルなデザインで、確かな信頼のおけるメーカーのブラックフォーマルを持っておくことが、いざという時への備えになる。