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50kg→76kg スーパー・ミドル級の美女が「太ることを悪」とする時代を一喝 アイドルを解雇された過去

モトタキ モトタキ

先日、鬱の治療薬の副作用で体重が増加したビフォーアフターを並べる投稿がXで流行。

その中で、「うつ病のお薬で太ったら何?太ってるから何?体重如きに魂の美しさを決めつけられてたまるものか」と藤田シオンさんが投稿した魂の一喝がXで話題になった。

2022年には50kgだった藤田さん。ほっそりとした体つきで、当時はアイドルグループの一員として活動していたのだが、そのアイドルの解雇をきっかけに爆食し激太りしたのだという。

現在の姿は確かに体重は増量しているが、その美しさは変わらない。「こちとら、生まれる時代が違ったらルノワールやルーベンスのオキニだったわよ!」との言葉にも説得力がある。体重増加のきっかけとなったアイドル解雇のときの心境、そして、それをきっかけにどんな変化があったのか。話を聞いた。

ーーかつてアイドルになったきっかけをお聞かせください。

藤田:もともとはエッセイをはじめとした文芸の世界に興味があり、そのためには一度芸能で成功するのが近道と考えていて。正直芸能界にはあまり良いイメージがありませんでしたが、好きなバンドさんがアイドルさんに楽曲提供していたことが後押しとなってスカウトを受けデビューしました。

ーー推しのアイドルは?

藤田:好きなアイドルは沢山いますが、当時は悲撃のヒロイン症候群さんやJuice=Juiceさん、でんぱ組.incさんをよく聴いていました。

ーーアイドルを解雇されてしまったときの心情をお聞かせください。

藤田:わたくしとしては「このグループで売れたい」という気持ちが強かったですし、規約違反でもなんでもなかったので、まさに青天の霹靂。とにかくショックでしたね。

何よりも、帰り道にメンバーが「助けてあげられなくてごめんね」と泣いてくれたことが申し訳なくて、その時は消えてしまいたかったです。それと同時に冷静な自分もいて、仕事を、肩書きをどうしよう……というのも瞬時に頭をよぎりました(笑)。

ーー増量の原因である暴飲暴食は、どんなものを飲み食いしていたのでしょうか。

藤田:その時は冷凍うどんを1晩に6玉食べていましたし、お酒も毎日1リットル以上飲んでいました……しかも、泣きながら。

ーー今は暴食は収まっていますか。

藤田:今はあたたかい小娘・小僧(ファンの愛称)や関係者の方に恵まれて楽しく活動しているので、深夜爆食はほぼなくなりました。

ーー鬱は寛解されたのでしょうか。

藤田:はじめてメディアで語る話なのですが、実は今も鬱病で闘病中です。抗うつ薬や睡眠薬、精神安定剤を飲みながらですが、なんとか。

今の藤田シオンはwebエッセイを軸とするクリエイターという立場ですが、同業者でも同じように鬱と闘っている方が多くて。決していいことではありませんが、「鬱はクリエイター病」と割り切ることで少し気が楽になりました。

インフルエンサーをはじめとするクリエイターの不幸なニュースも多い昨今ですが、みんなで一緒に生きようねと励まし合っています。

ーー増量によるファッション面での変化はどんなものがありましたか。

藤田:体型の変化によってお洋服の買い直しもしましたし、同じような地雷ファッションでも似合う系統が変わってきたと感じました。

例えば、痩せていた頃はスタッズや柄シャツが好きでよく着ていましたが、ふくよかになるとホイップを絞ったような白フリルのお洋服が似合うように。そういった小さな変化を受け入れ、自分のファッションに取り入れて今の藤田シオンがあります。

ぽっちゃりは怠惰だと言われがちですが、実はそんなことはなく、みんな頑張っているので。そういったポジティブな面もSNSを通じて発信していけたらと思います。

ーービフォーアフター投稿の1週間前にも「体型批判で傷付いた小娘はわたくしのところに来なさい。 3時間煮込んだ角煮が、あるわよ。」という投稿が大反響でした。豚の角煮を作るのは得意だったのでしょうか。

藤田:正直、全然作ったことはなかったです! 今回のバズのきっかけとなった角煮を作る際は何をどのくらい入れたらいいのかわからなくて、レシピとにらめっこしながら作りました(笑)。

ーーなぜ、「豚の角煮」を作ろうと思ったのですか。

藤田:わたくしはファンの方と交流するのが大好きなのですが、ある時リプライで、「豚の角煮を差し入れしたい」と言われたんです。

もちろん手作りのものや個包装されていない差し入れは禁止なので、「欲しいです!」とは言えませんが、どうしても気になってしまったので「いやいや、食べ物の差し入れはさすがに……角煮!?」と目を見開いているポストをしたら、それが大バズり。小娘・小僧の期待に応える形で。慌てて材料を買いに行って作りました。

ーー豚の角煮はお好きですか。

藤田:好きに決まってるじゃないですか!! 肉に、茶色に、煮物ですよ!? そして、脂身もあって!! ぽっちゃりの完全食だと、わたくしは思っております。

ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。

藤田:豚バラ1本で人生を変えた女なんて聞いたことがありませんから、つくづく面白い人生だと思っています。

しかし、藤田シオンはバズだけで終わらないコンテンツとして大成していくつもりなので、「あのお姉さんの黎明期を支えたのは、俺よ!わたくしよ!」という気持ちで見守っていただければ、と思います。

小娘・小僧たち、いつもありがとう。令和のインターネット史に名を刻むのは、小太り中年ツインテール女性よ~♡

ーー今後の活動の展望を教えていただきたいです。

藤田:「ご自愛」をテーマとしたSNS投稿を中心に、トークショーなどのリアルイベントや、エッセイ出版に向けて、油っこく突き進んでいけたらと思います。

◆ ◆

批判や中傷をものともせず、常に前を向き前進していく藤田シオンさん。11月7日には「喫茶めでる」一日店長角煮定食イベント、11月13日には「虚無僧バー」一日店長おでんイベントを開催予定だ。

実物に会いたくなったなら、そこに訪れてみるチャンスがあるのもありがたい。推しは推せるときに推せ。

▽藤田シオン Xアカウント
https://x.com/shion0_25mg

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