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シルベスター・スタローン、実父を「ロッキー」に出演させるも大喧嘩していた

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シルベスター・スタローン
シルベスター・スタローン

 俳優のシルベスター・スタローン(80)が映画「ロッキー」(1976年)の撮影現場で実父と激しく衝突していたことが明かされた。自身の成功を分かち合い、認められたい一心で父フランク・スタローン・シニアさんをゴング係として起用したものの、その配役が思わぬ大喧嘩を引き起こしたという。

 ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューでスタローンは、「『少しでいいから自分を愛してほしい。自分が成し遂げたことを見て、一緒に分かち合ってほしい』という思いだった。ずっと落ちこぼれだと思われていたからこそ、映画を作っている姿を見せたかった」と当時の心境を振り返った。

 だが、アポロ・クリード役のカール・ヴェザースさんとの試合シーンで、フランクさんが決められたタイミングでゴングを鳴らさなかったことで状況は悪化。すべて振付が決まっている中で試合が長引き、ヴェザースさんも混乱に陥り最終的に「本当にひどいイタリアンドラマのような大喧嘩」に発展したという。

 スタローンは回顧録「ザ・ステップ」の出版を前に、フランクさんについて「非常に冷酷で厳しかった」と明かしつつも、2011年に亡くなる前に和解したと語っている。

 この「ロッキー」誕生にまつわる舞台裏は、実話映画「アイ・プレイ・ロッキー」として映画化され、今年11月に公開される。スタローン役をアンソニー・イッポリトが演じ、ピーター・ファレリーが監督を務める同作は9月に開催されたトロント国際映画祭でのプレミア上映では絶賛を浴び、2027年アカデミー賞の有力候補として早くも注目を集めている。上映後のQAセッションでは、スタローン本人も完成作を鑑賞し、満足していることが明かされた。

 カール・ヴェザースさん役を演じたステファン・ジェームズは、2024年に亡くなったカールさんについて「黒人アクションヒーローのパイオニアとしての遺産を継承できて光栄だ」と語った。1977年のアカデミー賞で作品賞を含む3部門を受賞した「ロッキー」に続き、今作も賞レースを賑わせることが期待されている。

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