「ロード・オブ・ザ・リング」「キル・ビル」「シカゴ」「英国王のスピーチ」など、数々の映画を手がけたハーヴェイ・ワインスタイン(74)が、製作アシスタントへの性的暴行の罪で禁錮15年の判決を言い渡された。元映画プロデューサーのワインスタインは、2020年にニューヨークで開かれた最初の裁判で、ミリアム・ヘイリーさんへの性的暴行と、女優志望だったジェシカ・マンさんへのレイプの罪で有罪とされていた。しかしその後、ニューヨーク州最高裁判所がワインスタインが公正な裁判を受けていなかったと判断し、禁錮23年の判決は覆されていた。
キャリアを通じてハリウッドの大物たちと仕事をしてきたワインスタインは、2025年6月の2度目の裁判で、ヘイリーさんへの性的暴行の罪で有罪となった。マンさんへのレイプ疑惑をめぐっては、3度目の裁判が審理無効に終わったことを受けて、4度目の裁判は取り下げられている。
ヘイリーさんも判決の言い渡し直前に法廷で意見を述べ、自身の苦しみを「終身刑」と表現した。
映画製作会社ミラマックスとワインスタイン・カンパニーを共同で設立したワインスタインも法廷で発言し、自分が傷つけたかもしれない人々に謝罪したものの、あくまでも無実を主張した。