シンガー・ソングライターのデヴィッド・ボウイさんが1960年代初期にレコーディングした音源が、18日にストリーミング配信された。
10年前、音楽史家のアレック・パラオ氏が、ザ・キンクスやザ・フーを手掛けた亡きプロデューサー、シェル・タルミー氏のアーカイブを整理中に「デイヴィ・ジョーンズ」と記された12インチのアセテート盤を発見した。ディスクには「デヴィッド・ボウイ」を名乗る前の1965年にレコーディングされた未発表曲5曲が収められ、パラオ氏の後の調査でさらに5曲が見つかった。
これらは新たな音源集「ザ・シェル・タルミー・レコーディングズ」にまとめられた。限定版のアナログ盤はレコードストアデイとHMVを通じて発売される。
パラオ氏は2016年に69歳で亡くなったデヴィッドさんがグラストンベリー公演時のバンドと再録音し、死後の2021年に発売されたアルバム「トイ」に収録された「ユーヴ・ガット・ア・ハビット・オブ・リーヴィング」と「ベイビー・ラヴズ・ザット・ウェイ」を含むこれらの音源が、デヴィッドさんの最もストレートな姿を伝えていると語る。「おそらく、彼の歌声を聴ける中で最も本能に訴えかけ、生々しい音源です」「1965年のロンドンと、その可能性を映し出す、実に魅力的な窓です」
今回の作品にはデモ音源やリマスター音源のほか、10代のデヴィッドさんがロンドンのクラブで演奏していた頃の未発表曲10曲が含まれる。