配信者のLEON代表が4日、自身のX(旧ツイッター)を更新。ネット上で問題となった自身の不祥事を謝罪し、活動休止を発表した。
LEON代表は「AIイラスト使用疑惑について 添付画像の時系列のとおり、私は頂いたイラストをAIに使用し、しろまんた先生の信用を欠いてしまいました」と発表。「私自身、イベント中に自分の行動で様々な方にご迷惑をおかけしているのにも関わらず、イベント終了後のしろまんた先生の問に対して嘘をついてしまいました。取り返しのつかない行動をしてしまい、しろまんた先生にご迷惑をおかけし大変申し訳ございませんでした」と記した。
この謝罪投稿に添付された画像では時系列で事実を箇条書きでまとめている。
まず2023年にLEON代表は友人の漫画家・しろまんた氏が描いたイラストを譲り受けた。その約3年後の今年8月23日にLEON代表は自身主催のイベントを開催。そのイベント時に使用していた画像について、しろまんた氏のイラストをAI利用したかどうか、しろまんた氏本人から問われたという。
実際にはAI使用を理解していたことを明かしながらも、LEON代表は「秘密保持の観点で開示できない」「(AIだと)自分は知らずに利用していた」などと“嘘”をついたことを説明した。しろまんた氏は自身のXや公式サイトでも、自身の作品について「AI学習使用禁止」であることを明言している。
またLEON代表は追記で「今回、私が主催したイベントのロゴにつきまして過去に頂いたイラストをもとにAIを使用してしまいました」と改めて経緯を説明。関係者やファンに向けて謝罪した上で「今回起こしてしまった事を真摯に反省し、1人の人間として当面自分を見つめ直す機会として活動を休止致します」と活動休止を発表し、「皆様ご迷惑をおかけし、本当に申し訳ございませんでした」とつづった。
LEON代表の発表を受けて、被害者のしろまんた氏も動画配信サイト「Twitch」で生配信を実施。発見した経緯について「(LEON代表主宰イベントの)配信を見たら僕のイラストが土台になっていそうなものがありました。絵をかいている身としてはAIを使用したイラストに見えて」と明かし、イベント終了後にLEON代表に質問したという。
LEON代表からは上記の通り「自身の意思でAI使用をしていない」「秘密保持で開示できない」という回答があり、しろまんた氏は最後に「本当にやってないんですよね?」と確認。その際にもLEON代表は「本当にやっていない」と答えていたという。最終的にはLEON代表本人の告白で嘘だったということが判明し、しろまんた氏は「そのときは(LEON代表を)信じることにしたんですけど…」と涙ながらに絶句した。
続けて「本人からは謝罪文をいただいたんですけど、誠意のある謝罪を求める形にするのであればSNSで今回の問題についてちゃんと説明をしてほしいとお願いして、今回LEON代表からSNS投稿されたという形になります」と、事の顛末を説明した。最後には「AI利用のこともあるんですけど、友人として嘘をつかれたことがとても悲しくて。容認はできなかった」と怒りをにじませた。
しろまんた氏は漫画「先輩がうざい後輩の話」などで知られる漫画家。SNS上ではゲーム配信なども行っており、配信者やバーチャルユーチューバー(VTuber)との交友も深い。